
経済協力開発機構(OECD)次期事務総長候補の推薦について
平成17年7月15日
- 政府は、OECD次期事務総長候補として竹内佐和子氏を推薦することとし、7月15日、OECD外交団長に通報した。
- 竹内氏は、工学博士と経済学博士として投資工学や都市開発を専門とする研究者であり、現在、東京大学大学院技術経営(MOT)プログラム教官、株式会社アーバンデザイン21の代表取締役社長等を務めている。
- 政府としては、竹内氏の学者、エコノミストとしての活躍、各種政府関係の審議会等での実績、国際的な経験等の資質に加え、わが国とOECDとの関係強化、国際社会に対する貢献等、様々な方面から検討を行った結果、竹内氏を推薦することとした。
- 本件事務総長選出は、本年12月までの選出を目指して、OECD加盟国間で選出プロセスが進められていくこととなるが、政府としては、同氏が次期事務総長に選出されるよう最大限の努力を払っていく考えである。