談話

平成25年8月2日
  1.  米国時間7月29日から30日にかけて,ケリー米国務長官の精力的な仲介努力により,イスラエルとパレスチナの間で直接交渉が開始されたことを心から歓迎します。

  2.  中東和平については,先週の中東訪問の際にも,イスラエル及びパレスチナの両当事者に対し,和平交渉の再開に向け真摯に取り組むよう直接要請したところです。我が国としては,今般開始された直接交渉が,「二国家解決」に基づく公正,永続的かつ包括的な和平実現に向けて,今後実質的な進展を得られることを強く期待します。

  3.  また,そのために,我が国としても,引き続き「平和と繁栄の回廊」構想や「パレスチナ開発のための東アジア協力促進会合(CEAPAD)」の推進を含め,和平プロセスを政治,経済両面から後押ししていく考えです。


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