安倍総理大臣
安倍総理大臣による「イフタール」の主催
平成25年7月31日
(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)
本31日,安倍晋三内閣総理大臣は,駐日イスラム諸国大使等を総理大臣官邸に招待し,「イフタール」(イスラム暦断食月(ラマダン)中に行われる,日没後の食事)を主催しました。今年のイフタールには,34の国・地域の駐日イスラム外交団等の代表が参加し,出席した各外交団からは,各国の郷土料理の提供がありました。日本側からは,岸田文雄外務大臣も出席しました。
安倍総理から,寛容の精神をもって他者との共生を重んじることは,日本とイスラムに共通した文化であり,昨年末の総理就任以来,中東や東南アジアのイスラム諸国への訪問を通じ,連綿と築かれてきた日本とイスラム諸国との絆を再確認した,本日出席いただいた大砂嵐関は,イスラム圏出身の初の関取として,ラマダン期間中は断食を続けながら見事に勝ち越され,まさに日本とイスラム世界との架け橋である,本日のイフタールが,日本とイスラム世界との友好・協力関係をより一層進展させる機会となることを祈念する旨挨拶を行いました。
駐日イスラム諸国大使を代表して,シド・アリ・ケトランジ駐日アルジェリア大使から,総理主催イフタールは重要な伝統行事となっており,日本とイスラム諸国との関係を育む寛容と協力の精神を示すものである,日本とイスラム諸国との協力の強化と拡大に向けた安倍総理の努力に感謝する旨の挨拶を行いました。
また,山口那津男公明党代表が挨拶を行い,その後,森喜朗元総理が乾杯の挨拶を行いました。