記者会見
茂木外務大臣会見記録
(令和8年6月22日(月曜日)17時53分 於:本省会見室)
冒頭発言
コンゴ民主共和国・ウガンダ共和国におけるエボラ出血熱流行に対する緊急無償資金協力
【茂木外務大臣】まず、私の方から1件、緊急無償資金協力に関してであります。
5月中旬に発生しました、コンゴ民主共和国及びウガンダ共和国におけるエボラ出血熱の流行に関して、本日、日本政府は、コンゴ民主共和国及びウガンダ共和国に対して、保健、水・衛生等の分野における緊急人道ニーズに対応するため、国際機関等を通じた350万ドルの緊急無償資金協力の実施、これを決定しました。
コンゴ民主共和国及びウガンダ共和国がエボラ出血熱の流行を早期に抑え込むためにも、我が国として、引き続き、両国政府及び国際社会と連携して、この問題に対応していきたい、このように考えています。
米・イラン間の協議
【共同通信 恩田記者】米・イラン間の協議について伺います。米国とイランは21日、仲介国のパキスタンとカタールを交えてスイスで4者協議を開きました。イランはレバノンでの軍事作戦の終了を強く要求した一方、トランプ米大統領が、イランがホルムズ海峡の再封鎖を表明したことに反発し再攻撃を警告したため、協議は紛糾しました。協議開始の受け止めと日本として今後の議論に期待することを伺います。
【茂木外務大臣】21日に、米国とイランは、パキスタン及びカタールの仲介の下、米・イランの覚書署名後初めてとなる協議をスイスで行なったわけでありますが、御指摘の「紛糾した」という状況ではないのではないかと思っております。
我が国としては、全ての当事者による覚書の着実な履行を通じて、ホルムズ海峡における自由で安全な航行が速やかに再開されるとともに、最終的な合意が一日も早く実現することを強く期待しております。
こうした観点から、我が国としては、今回の協議の開催を歓迎しているところであります。米・イラン間の協議が今後も円滑に進むよう、仲介国を始め、国際社会全体で必要な環境醸成に努めていくことが重要であると考えておりまして、日本もそのために引き続き、あらゆる外交努力を重ねていきたいと考えております。
