外務大臣談話

令和8年10月28日
  1. 10月28日(現地時間10月27日)、米国・ニューヨークにおいて、日本が国連総会第一委員会に提出した核兵器廃絶のための決議案(「核兵器のない世界に向けた共通の取組」)が、150か国の支持を得て採択されました。
  2. この決議案は、国際的な核軍縮・不拡散体制の礎石である核兵器不拡散条約(NPT)の運用検討会議が本年開催されたことを踏まえ、国際社会が核軍縮をめぐる立場の違いを越えて、NPT体制の重要性を改めて確認し、「核兵器のない世界」の実現に向けた歩みを着実に進めていくことが極めて重要であるとの認識の下、我が国が提出したものです。我が国として重視している、核軍備の透明性向上、核リスクの低減、核兵器国間の対話、質的・量的な核軍縮、被爆の実相への理解向上など、核軍縮に向けた実践的な取組の実施を国際社会に呼びかけるとともに、今後の核軍縮の国際的な取組の土台とすることを目指しています。
  3. 国際的な安全保障環境が一層厳しく複雑なものとなり、核軍縮をめぐる国際社会の分断が深まっている中、現実的かつ実践的な取組を提案する本決議案が核兵器国及び非核兵器国の双方を含む様々な立場の国々から幅広い支持を得て採択されたことは、極めて重要な意義があると考えます。
  4. 我が国は、唯一の戦争被爆国として、「核兵器のない世界」の実現に向け、この決議案を含め国際社会における核軍縮の取組を粘り強く着実に進めてまいります。

(参考1)今回の決議案に対する採択結果

  • 賛成:150か国
  • 反対:7か国
  • 棄権:25か国

(参考2)

 本決議案は、12月上旬の国連総会本会議における採決を経て、正式な国連総会決議となる。


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