外務報道官談話

令和7年7月25日
  1. 7月25日(現地時間同日)、経済協力開発機構(OECD)本部において開催されたOECD理事会において、マティアス・コーマンOECD事務総長(Mr. Mathias Cormann, Secretary-General of the Organisation for Economic Co-operation and Development (OECD))の再任がコンセンサスで決定されたことを歓迎します。
  2. 我が国は、OECDのインド太平洋地域への関与強化を始めとする、同事務総長の優れた指導力と顕著な貢献を高く評価しています。我が国は同事務総長と連携しつつ、質の高いデータと分析によって国際社会の議論を主導するOECDとの協力を一層強化・発展させていきます。

(参考1)コーマンOECD事務総長

 1970年9月ベルギー生まれ(54歳)。現在は、オーストラリア国籍。2013年から2020年まで豪の予算大臣を務めた後、2021年6月に第6代OECD事務総長に就任。新たに追加される任期は、2026年6月から2031年5月末までの5年間。

(参考2)歴代OECD事務総長

1961-1969年
トーキル・クリステンセン(デンマーク:元財相)
1969-1984年
エミーユ・ヴァン・レネップ(蘭:元財務次官)
1984-1996年
ジャン・クロード・ペイユ(仏:元外務省経済局長)
1996-2006年
ドナルド・ジョンストン(加:元法相、自由党総裁)
2006-2021年
アンヘル・グリア(メキシコ:元外相、元財相)
2021-現在
マティアス・コーマン(豪:元予算相)

 (注)OECD事務総長の任期は5年間。


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