外務報道官談話
コンゴ民主共和国大統領選挙について
(外務報道官談話)
平成31年1月25日
1 我が国は,1月24日(現地時間)にフェリックス・アントワン・チセケディ・チロンボ候補(Mr. Félix Antoine TSHISEKEDI TSHILOMBO)がコンゴ民主共和国大統領に就任し,平和裡に政権が移行されたことに祝意を表します。
2 我が国は,同国における民主主義が定着すること及び経済社会開発がより一層進展することを期待するとともに,その実現のための同国の努力を引き続き支援し,両国間の友好・協力関係を更に発展させていく考えです。
[参考]
(1)昨年12月30日(以下,現地時間),大統領選挙投票が行われ,本年1月10日,独立国家選挙委員会は,チセケディ候補が最多の票を獲得したとの暫定結果を発表した((得票率は,チセケディ候補が38.57%,ファユル候補が34.83%,ラマザニ・シャダリ候補が23.84%。)。投票率は47.56%)。
(2)1月20日,憲法裁判所より,暫定結果後に提出された全ての異議申立てを棄却する決定がなされ,チセケディ大統領の選出が確定した。
(3)1月24日,キンシャサ市内で大統領就任式典が実施された。当初,22日に予定されていた同式典に総理大臣特使として参加するため,山田賢司外務大臣政務官が同国を訪問し,21日,チセケディ次期大統領(当時)と会談した。(24日の式典には,軽部洋駐コンゴ民主共和国大使が代理出席。)