外務報道官談話
ガンビア情勢について(外務報道官談話)
平成29年1月23日
1 我が国は,ヤヤ・ジャメ前ガンビア・イスラム共和国大統領(H.E.Dr. Yahya A.J.J. Jammeh, Former President of the Islamic Republic of The Gambia)が,西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)加盟国をはじめとした地域の諸国が主導する調停を受け入れガンビアを出国し,選挙結果に基づいた政権移行が実現したことを歓迎します。
2 我が国は,ガンビアの全ての関係者が,今回の事態に対処するため,協力の精神をもって行動したことに敬意を表するとともに,アダマ・バロウ大統領(H.E.Mr. Adama Barrow, President of the Islamic Republic of The Gambia)の就任に祝意を表します。
3 我が国はまた,ECOWAS加盟国をはじめとした地域の諸国及び関係国際機関が果たしてきた役割を高く評価します。
(参考)ガンビア情勢
(1)2016年12月の大統領選挙でアダマ・バロウ氏が新大統領に選出された。
(2)ジャメ氏は,選挙のやり直しを求め,バロウ新大統領への政権移行を拒否していたが,ECOWAS加盟国及びモーリタニアが主導する調停を受け入れ,現地時間21日にガンビアを出国し,ギニアに入国した。