外務報道官談話

平成28年6月29日

1 本29日(現地時間28日),イスタンブールのアタテュルク空港で発生した爆発事件により,多くの死傷者が発生したことに関し,ご遺族に対し心からの哀悼の意を表するとともに,負傷者の方々にお見舞いを申し上げます。

2 テロはいかなる理由によっても正当化できず,日本はこのようなテロ行為を断固として非難します。日本は,トルコ政府及びトルコ国民に対し,強い連帯の意を表します。

(参考)
 日本時間29日午前4時(現地時間28日午後10時)過ぎ,イスタンブール市アタテュルク空港国際線ターミナル内において,銃撃及び爆発が発生。日本時間29日午前9時10分(現地時間29時日午前3時10分)時点で,ユルドゥルム首相は死者36人と多数の負傷者(ボズダー法務大臣は負傷者147名と発表)が発生していると発表。現時点で犯行声明は発出されていないが,ユルドゥルム首相は,犯行がISILによるものとみられること,3名の実行犯はタクシーで空港に到着し,銃撃を開始した後に3名全員が自爆したと発表している。事件発生直後から,在イスタンブール日本国総領事館において在留邦人の安否確認を開始。日本時間29日午前9時30分までに邦人の被害情報には接していない。


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