国際機関を通じた協力

令和7年2月6日
第31回国連大学と関係省庁とのハイレベル協議の様子
マルワラ学長他国連大学職員

 2月4日、外務省において、国際連合大学(以下、「国連大学」)と関係省庁とのハイレベル協議(第31回会合)を開催しました。

  1. この会合は、外務省と国連大学が交互にホストを務め、年1回開催しているもので、国連大学からチリツィ・マルワラ学長、白波瀬佐和子上級副学長他、日本政府から岡野結城子外務省国際文化交流審議官、渡辺その子文部科学省国際統括官、内藤冬美環境省地球環境局国際連携課長他が参加しました。
  2. 国連大学からは、SDGsの実現を含む地球規模課題の研究等を行う国連諸機関のシンクタンクとしての機能に加え、若年層へのアウトリーチの一環として国際社会に関心を持つ日本の若者に対して意見交換の場を設ける活動や、日本の各界における国連大学への支持・理解を深める活動を継続していきたい旨、また設立50周年という節目を迎え、引き続き日本政府と協働していきたい旨述べました。
  3. 日本政府からは、対国連大学日本政府拠出金の更なる有効活用を要請するとともに、国連機関等で活躍する人材の育成、日本の教育機関や地方との連携、気候変動・生物多様性の保全・水環境分野における研究事業及び「持続可能な開発のための教育(ESD)」等における我が国との協力で得られた成果を通じた国連大学による日本社会への貢献に対する期待を表明しました。

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