広報文化外交

令和元年8月28日

 本28日,午後4時15分から約10分間,安倍晋三内閣総理大臣は,TICAD7出席のため訪日中のオドレー・アズレー国際連合教育科学文化機関(UNESCO)事務局長(H.E. Ms. Audrey AZOULAY, Director-General of UNESCO)による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。なお会談には,日本側から西村康稔内閣官房副長官,長谷川榮一内閣総理大臣補佐官,和泉洋人内閣総理大臣補佐官,森健良外務審議官,山田滝雄ユネスコ日本政府代表部特命全権大使,志野光子国際文化交流審議官ほかが,ユネスコ側から,フィルミン・マトコ事務局長補(プライオリティアフリカ・対外関係担当)及びスナ・アルトノダ事務局長官房特別顧問が同席しました。

  1. ユネスコとの協力
     安倍総理大臣から,対アフリカも念頭に置いた,教育,文化,AI,防災,環境と教育の取組を積極的に支援したい旨述べました。これに対し,アズレー事務局長から,日本とユネスコの協力は強化されてきている,日本の対アフリカ・イニシアティブは重要であり,協力していきたい,また,教育,AI,防災などの分野における日本との協力関係を一層強化していきたい旨述べました。両者は,新たな時代の日・ユネスコ協力に満足の意を表明しました。
  2. ユネスコの非政治化
     安倍総理大臣から,非政治化に向けた改革の着実な進展を評価する,「世界の記憶」の制度改善を含め,積極的に協力したい旨述べました。これに対し,アズレー事務局長から,ユネスコの非政治化に向けたこれまでの取組を説明し,安倍総理大臣から,アズレー事務局長によるリーダーシップへの評価を述べつつ,引き続きユネスコの非政治化に向けて協力していきたい旨述べました。

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