エネルギー安全保障

令和6年7月29日

 3月22日に、外務省は、各国外交官等を対象に、鉱物資源リサイクル及びクリーン・エネルギー関連施設を訪問するスタディー・ツアーを行いました(計10か国から参加)。
 本スタディー・ツアーは、福島復興支援の一環として、在京外交団等が脱炭素社会に向けた先進的な取組等への理解を深めていただくこと目的に、外務省が2016年から行っています。

1 概要

 今回のツアーでは、鉱物資源リサイクル及びクリーン・エネルギー分野を対象とした視察を行い、参加者とともに活発な意見交換を行いました。

2 視察先等

(1)産業技術総合研究所つくばセンター

 同日午前に、同センター内の展示施設であるサイエンススクエアつくばを訪問しました。同施設では、レアメタルをはじめとする重要鉱物のリサイクル促進のため、低コストで高効率なリサイクルを可能にする世界初の自動・自律型リサイクル・システムや、クリーン・エネルギー関連の先端技術に関する展示を視察した後、同センター関係者との意見交換を実施しました。

(2)株式会社リーテム水戸工場

 同日午後には、大型産業機械から小型電子機器、ソーラーパネルに至るまで、様々な産業廃棄物から鉱物を高効率・高品質にリサイクルしている同工場を視察し、同工場関係者との意見交換を実施しました。

参加国:10か国
アメリカ、ドイツ、イタリア、スウェーデン、インド、カンボジア、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ

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