海外広報
吉川ゆうみ外務大臣政務官の英国及びアイルランド訪問(結果)
11月16日から11月20日まで、吉川ゆうみ外務大臣政務官は、英国及びアイルランドを訪問したところ、概要は以下のとおりです。
1 英国では、16日、ジャパン・ハウス ロンドンを訪問し、英国内外への戦略的な対外発信のあり方等について、館長他関係者と意見交換を行いました。また、同日ジェニー・ホワイト・グレートブリテン・ササカワ財団事務局長と日英の文化交流・人的交流について議論を行うとともに、現地の日本企業関係者と英国におけるビジネス環境等についての意見交換を行いました。
2 アイルランドでは、人口密集地における爆発性兵器(EWIPA)に係る政治宣言採択式に出席し、ステートメントを実施(英文(PDF)/和文(PDF))しました。また、サイモン・コーヴニー・アイルランド外務・国防大臣(H.E. Mr. Simon COVENEY, T.D., Minister for Foreign Affairs and Defence, Ireland)への表敬、中満泉・国連事務次長兼軍縮担当上級代表との懇談、ミリアナ・スポリアリッチ赤十字国際委員会総裁との立ち話等を行い、軍縮・不拡散を含め、国際場裡における協力の促進等について意見交換を行いました。
[参考1]出張日程
11月16日 | 羽田発 |
同日 | ロンドン(英国)着 |
17日 | ロンドン(英国)発 |
同日 | ダブリン(アイルランド)着 |
19日 | ダブリン(アイルランド)発 |
20日 | 羽田着 |
[参考2]ジャパン・ハウス ロンドン
ジャパン・ハウス ロンドンは、2018年6月、ロンドンの目抜き通りであるケンジントン・ハイ・ストリートに開館し、開館以来約132万人が来館している。展示ギャラリー、多目的スペース、ライブラリー、レストラン、ショップの複合的な機能によって日本の多様な魅力と政策・取組等を発信しており、日本の対外発信に重要な役割を果たしている。
[参考3]人口密集地における爆発性兵器(EWIPA)に係る政治宣言概要
人口密集地における爆発性兵器(Explosive Weapons in Populated Areas)とは、2016年頃から、シリア等における人口密度が高い都市部での戦闘行為・爆発性兵器の使用による副次的被害について国際社会の関心が高まったことを背景に、人道的考慮の必要性について議論が開始されたテーマ。本年6月、アイルランドが主催した会合において、国際人道法に基づき、EWIPAからの文民保護強化の必要性等を確認する政治宣言案の内容につき合意。82か国・地域の支持を得て、11月18日に採択式が実施された。