スポーツ交流

令和7年3月27日
関係者3名写真撮影(オリンピック)
関係者3名(柔道着を手渡す)
全員写真(会議風景)

 令和7年2月18日、外務省は、令和5年度「スポーツ外交推進事業」として、茨城県下妻市がブルンジ共和国向けに公益財団法人全日本柔道連盟に提供した柔道着を、在ブルンジ日本国大使館を通じてブルンジオリンピック委員会に寄贈しました。下妻市は、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会におけるブルンジ共和国のホストタウンです。
 本事業は、日本政府のスポーツを通じた国際交流・協力の取組である「Sport for Tomorrow」の一環として、スポーツ分野における国際協力と国際交流の促進を図ることを目的として実施したものです。

コメント

ビギリマナ・ブルンジ・オリンピック委員会事務局長

 本事業による柔道着等の温かいご支援に感謝します。ブルンジのアスリートの中には柔道着がないことで競技を辞める者も多く、この支援により、ブルンジの若手柔道家が練習できるようになると考えています。柔道は日本で生まれた武道であり、尊敬、躾、卓越性といった基本的価値を内包する競技です。こうした価値観に感化され、ブルンジ柔道連盟はブルンジの小学校等で柔道を導入するプロジェクトを始めましたが、畳や柔道着といった器材が不足しているので、日本からの更なる支援を賜れれば幸いです。本事業を機に、日本とブルンジの文化交流が更に深まることを願っています。

ンペジンダガノ・ブルンジ柔道連盟事務局長

 日本政府及び日本国民からの温かいご支援に感謝します。私は2021年の東京オリンピックの際、ブルンジ選手と共に茨城県下妻市(ブルンジ選手団のホストタウン)を訪問しました。素晴らしい日本の文化に触れることができ、柔道を通じた日本との交流強化に貢献したいという思いが強くなったことを覚えています。ブルンジでは柔道の人気が高く、日本との関係では2018年にブルンジで行われた柔道大使杯は大変盛況でした。本事業を機に、柔道コーチの派遣や親善試合のような形で人的交流も検討していただけると幸いです。

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