スポーツ交流
シエラレオネへの体操器材及び柔道器材の提供



令和7年3月1日、外務省は、令和6年度「スポーツ外交推進事業」として、公益財団法人日本体操協会から提供を受けたトランポリン一式及び競技用マットと、公益財団法人全日本柔道連盟から提供を受けた柔道畳及び柔道着を、在シエラレオネ日本国大使館を通じて、それぞれシエラレオネ体操連盟とシエラレオネ柔道協会に寄贈しました。引渡し式は、義本博司駐シエラレオネ大使及びキッショー・シャンカルダス駐シエラレオネ名誉総領事の出席のもと実施されました。
本事業は、日本政府のスポーツを通じた国際交流・協力の取組である「Sport for Tomorrow」の一環として、スポーツ分野における国際協力と国際交流の促進を図ることを目的として実施したものです。
コメント
スティーブン・ケイフェラ・シエラレオネ国家スポーツ機構局長
シエラレオネにおいては、スポーツ器材・施設不足の問題は大きく、長年に渡る日本の支援は大変助かっています。これらの支援は、シエラレオネのスポーツ関係者のモチベーション維持や日々の練習につながっています。今後、多くの国際大会への出場を目指すことに役立つこのような支援に大変感謝しています。
プリンス・ヴァンディ・スアリィ・シエラレオネ・オリンピック委員会会長
東京オリンピックの運営は大変素晴らしく、これまでのオリンピックの中ではベストな大会でした。スポーツの発展にはスポーツ器材が必要不可欠であり、今回の器材供与には大変感謝しています。
アンナ・ウィリアムス・シエラレオネ体操連盟会長
器材不足が問題である中、今回のオリンピック基準のトランポリン寄贈はシエラレオネの体操選手のレベル向上に寄与します。今後、より高度な技術を使って競技に取り組んでいくことができることが大変嬉しく、日本からの支援に大変感謝しています。
マサクオイ・イドゥリサ・シエラレオネ柔道協会会長
柔道競技の基本的な器材である畳と柔道着の入手は当地では難しい。日本からは7年前に支援いただいたが、このような継続的な日本からの支援を大変嬉しく、今後も望んでいます。この支援をもって、さらに柔道家を増やしていきたいと思います。