スポーツ交流

令和6年8月8日
辻󠄀外務副大臣がタジキスタン・サッカー連盟にサッカーウェアを寄贈する様子

 令和6年6月4日、外務省は、令和6年度「スポーツ外交推進事業」として、公益財団法人日本サッカー協会から提供を受けたサッカーウェアを、在タジキスタン日本国大使館を通じてタジキスタン・サッカー連盟に寄贈しました。
 引渡し式は、辻󠄀清人外務副大臣がタジキスタンを訪問した機会を捉えて実施され、相木俊宏駐タジキスタン大使が同席しました。式典において辻󠄀副大臣は、「タジキスタンのサッカーチームでは、日本人選手1名が活躍していると聞き、両国の交流が既に進んでいると感じています。今後さらに、サッカーを含めたスポーツ分野で両国が協力関係を築いていくことを期待しています。」と述べました。
 本事業は、日本政府のスポーツを通じた国際交流・協力の取組である「Sport for Tomorrow」の一環として、スポーツ分野における国際協力と国際交流の促進を図ることを目的として実施したものです。

出席者のコメント

ディルショッド・ジュラゾダ・タジキスタン・サッカー連盟副会長

 日本を訪問した際、日本はタジキスタンと同じく山岳国である故に土地が限られていますが、狭いスペースや屋内を活用して選手たちが練習をしている姿に感銘を受けました。サッカーというスポーツを通じた交流・友好関係を、タジキスタンのみならず中央アジア5カ国で発展させていきたいと考えています。

アリシェル・ウルノフ・タジキスタン・サッカー連盟副会長

 数年に亘って日本サッカー協会との交流が続いていることを喜ばしく思うと同時に、今回の寄贈に対して感謝しています。現在行われているパリ・オリンピックでも日本選手の活躍は素晴らしいです。日本のサッカーは、世界のトップに立つという長期的目標を掲げていると聞きました。タジキスタンでも、そのような中長期的に人材を育成するための方法を日本から学べると思います。今後さらに、スポーツだけではなく、日本のハイテク技術や文化、教育から学ぶ機会が増えることを期待しています。

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