人の交流
スポーツ・フォー・トゥモロー エジプトからの柔道関係者の招へい
平成30年6月21日
概要
外務省は,平成30年度「スポーツ外交推進事業」として,6月11日から6月21日まで,エジプトの柔道関係者を我が国に招へいしました。滞在中は全日本柔道連盟の協力を得て,講道館において柔道国際合宿に参加した他,外務省への表敬訪問,都内視察等を行いました。
この事業は,日本政府のスポーツを通じた国際貢献策「Sport for Tomorrow」の一環として,スポーツ分野における国際協力と国際交流の促進を図ることを目的として実施したものです。
コメント
招へい者コメント
エジプト柔道選手団
今回の外務省による招へいに大変満足しています。練習内容からホテルや食事まで,全てがしっかりと準備されており,とても充実した滞在になりました。
各国からのレベルの高い選手達と一緒に練習をしたり,日本の指導者から直接指導を受けたりもでき,自分達にとって一層のレベルアップになったと思います。
自国に帰ってもこの経験や知識を仲間と共有し,2020年東京オリンピック競技大会で,再び日本に戻ってきたいです。
受け入れ側関係者コメント
全日本柔道連盟 専務理事 中里 壮也 氏
この度,外務省が行っている「スポーツ外交推進事業」において,当連盟が開催した国際合宿(於 講道館 東京都文京区)にエジプト男子選手団を受け入れました。
エジプトはアフリカの強豪国の一つで,過去にはロス五輪においてラシュワン選手が山下泰裕選手(現当連盟会長)と決勝で戦い銀メダルを獲得しました。
今回来日した選手達も,その多くが国際大会などを経験しており,熱のこもった練習をしていました。
また,今夏,再度日本に来て練習を行う計画を立てていると聞き,今回の招へい事業をきっかけにして日本とエジプトの柔道を通じた交流が継続的に行われることを嬉しく思っています。