人の交流

平成29年12月14日
(写真1)日大トレーニング
(写真2)トレーニングの様子

概要

 外務省は,平成29年度「スポーツ外交推進事業」として,11月30日から12月5日まで,米国から相撲関係者を我が国に招へいしました。滞在中は当省への表敬,ハワイ州観光局訪問の他,日本相撲連盟における実技及び審判講習会の受講,日本大学相撲部でのトレーニング,全日本相撲選手権大会の観戦等を行いました。この事業は,日本政府のスポーツを通じた国際貢献策「Sport for Tomorrow」の一環として行ったもので,スポーツ分野における国際協力と国際交流の促進を図ることを目的として実施しています。

コメント

招へい者コメント

米国相撲連盟会長(兼コーチ) トム・ザベル

 チームUSAを代表し,相撲を支える活動を体験する機会をいただいたことにお礼申し上げます。アメリカでは,ここ数年,青少年の相撲への関心を高めるために様々な取組みをしています。今回の体験をアメリカ各地に相撲人気を高めるために活かしたいです。

受け入れ側関係者コメント

(公財)日本相撲連盟副会長 国際相撲連盟事務総長 南 和文

 この度外務省「スポーツ外交推進事業」として,アメリカ相撲連盟5名の派遣団を迎えることが出来ました。外務省ご担当者の皆様の,豊富なご経験を踏まえた計画づくりにより,派遣団はもとより我々も大変貴重な経験を得ました。
 今回の事業は,2019年に「第23回世界相撲選手権大会」をハワイで開催するにあたって,大会運営方法,審判方法,土俵の作り方などの修得,そして相撲の稽古,競技方法の確認に重点を置きました。教えられる側は勿論,教える側も大変熱心に得ることの多い事業となりました。
 今までにも連盟独自での受け入れは多くありましたが,今回この制度で経験しました受け入れ計画を基に,今後は更に充実したスポーツ交流事業を展開してまいりたいと考えております。


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