人の交流

　外務省は，令和元年度「スポーツ外交推進事業」として，11月19日から25日まで，ポーランドからシニア・チアーリーディング関係者5名を我が国に招へいしました。滞在中は，公益社団法人日本チアーリーディング協会の協力を得て，トレーニングを行った他，外務省幹部，同協会関係者との意見交換，都内視察等を行いました。また，高崎市で開催された「第10回チアリーディング世界選手権大会」に参加しました。
　この事業は，日本政府のスポーツを通じた国際貢献策「Sport for Tomorrow」の一環として，スポーツ分野における国際協力と国際交流の促進を図ることを目的として実施したものです。

招へい者コメント

ポーランド・シニア・チアーリーディング選手一同

　この度は，私達ポーランドのシニア・チアリーディングチームをお招きいただき，外務省および日本チアリーディング協会の皆様に大変感謝しております。世界選手権の会場で演技を披露させてもらっただけでなく，来年のオリンピックに向けての新たな設備などを見学させていただき光栄でした。また，私達の街ポズナニと友好関係にある高崎市を訪問できたことも嬉しく思っております。
　ポーランドのチアリーディング協会は，ポーランド国内のいくつかのチームがイニシアチブを取って2018年の3月に発足したばかりで，経験もノウハウも甚だ不足しています。ようやくヨーロッパ内での大会や選手権には出場できるようになりましたが，日本チアリーディング協会のような実績はまだまだありませんので，今回の世界選手権で日本の技術や振り付け，基礎トレーニング方法などを見学できたことは大変有意義でした。
　これからも日本チアリーディング協会と密接に連絡を取れることを願っています。また，ポーランドの若い世代の選手のためにも，今回の訪日で得た知識を伝えていく所存です。
　外務省の“Sport for Tomorrow”プログラムにもとても感銘を受けました。賛同し，協力を惜しまぬつもりです。
　ポーランドのスポーツ関係者の代表として，今回の訪日を実現させて下さった関係者の皆様に心から謝意を表します。