人の交流

平成29年4月19日
(写真1)アルゼンチン柔道連盟連合会への柔道着供与の様子
(写真2)アルゼンチン柔道連盟連合会への柔道着供与の様子

概要

 外務省は平成29年3月,アルゼンチン柔道連盟連合会が主催するワールドツアー大会「ブエノスアイレス・オープン」の開会式にて,NPO法人柔道教育ソリダリティーから提供された柔道着の供与式を実施しました。アルゼンチンでは,柔道は単なる格闘技ではなく,礼節や規律など人間教育に役立つ日本武道として高く評価されており,日本から学びたいと種々の協力を期待されています。

 本事業は日本政府のスポーツを通じた国際貢献策「Sport for Tomorrow」の一環として行ったもので,スポーツ分野における国際協力と国際交流の促進を図ることを目的として実施しています。

コメント

関係者コメント

カシネリオ・アルゼンチン柔道連盟連合会会長

 ブエノスアイレス・オープンを本年も開催できることを嬉しく思います。また,この機会に日本から柔道着が供与されることに感謝申し上げます。日本からの様々な協力を得て,アルゼンチンの柔道レベルも年々上がってきていると感じています。2020年東京オリンピックへの出場も見据え,引き続き地域及びアルゼンチンの柔道が発展することを期待しています。

マック・アリステル・スポーツ庁長官

 アルゼンチンと日本のスポーツ交流に感動しています。当国の柔道はリオ・オリンピックでの金メダル獲得を始め大きく成長しており,今後も好成績が期待できます。また,柔道の良さは,礼儀や規律を学ぶことができ,人間形成に役立つところにもあります。当国の柔道の発展とともに競技者自身が成長していくことを心から期待しています。

福嶌 教輝 在アルゼンチン日本国大使館大使

 2016年11月の安倍総理のアルゼンチン訪問において,安倍総理とマクリ大統領はスポーツ交流の促進について協力することで一致しており,日本は真にアルゼンチンのスポーツの発展に協力したいと考えています。特に,オリンピック競技である柔道については,日本が協力できることが多くあります。本日供与させて頂く柔道着もこうした協力の一環です。2020年東京オリンピックでは,もっと多くの選手にご活躍頂けることを願っております。


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