人の交流

平成29年3月9日
(​コロンビア:女子ラグビーチームの訪日 写真1)
(コロンビア:女子ラグビーチームの訪日 写真2)
(コロンビア:女子ラグビーチームの訪日 写真3)

概要

 外務省は,平成28年度の「スポーツ外交推進事業」として,2月23日から3月3日まで,コロンビアの女子ラグビーチーム選手等14名を日本に招へいしました。滞在中は日本ラグビーフットボール協会等の協力を得て,熊谷ラグビー場において女子セブンズユースアカデミーとの交流及び練習試合等を行ったほか,ラグビー・クラブチームの国際リーグ戦観戦,柔道体験教室等の日本文化体験を行いました。
 この事業は,日本政府のスポーツを通じた国際貢献策「Sport for Tomorrow」の一環として行ったもので,スポーツ分野における国際協力と国際交流の促進を図ることを目的として実施しています。

コメント

招へい者コメント

グレイシー・サルタレンさん(ラグビーコロンビア・コーチ)

 外国に行くという私たちの夢を叶えて下さった日本の外務省に心から感謝しています。今回招へいされたメンバーにとっては日本はもちろん外国に来ること自体が初めてで,一生忘れられない体験をすることができました。ラグビー以外にも日本の様々な文化に触れることができ,日本に対する理解を高めることができました。どこの訪問先に行っても多くの皆様が私たちを歓迎してくださり,日本人のホスピタリティに感激しています。こうしたスポーツ交流が,コロンビアと日本の更なる良好な関係に貢献できるものと信じています。

マリオ・アングロさん(レランパゴスラグビークラブ代表)

 私たちはコロンビアの地方出身で,普段はあまり他国の文化に触れる機会がありませんが,コロンビアの青少年達にこのような機会を与えてくれたことにまずは感謝したいです。今回招へいされたラグビーチームのメンバー達は今後,同世代や更に若い世代の子ども達に対して日本での経験を伝えていくものと思います。コロンビアの女子ラグビーチームが2020年の東京オリンピック競技大会に出場できるようこれからも頑張りたいと思います。

受入れ側関係者コメント

公益財団法人日本ラグビーフットボール協会 男女セブンズハイパフォーマンスコーディネーター 安井 直史氏

 今回コロンビアの女子ラグビーチームとの交流試合を行った女子セブンズユースアカデミーの選手たちは,交流試合やアフターマッチファンクションを通して,単にラグビーだけの成長ではなく,スペイン語が話せなくても調べてきた単語や身振り手振りでコミュケーションをとるなど,コミュニケーション力の成長がみられました。また,今回一番素晴らしかったことは,短い時間での交流でしたが,コロンビアと日本の両選手が笑顔になれる素敵な時間を共有できたことです。


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