外交講座
令和8年度(2026年度)外交講座
金沢大学
令和8年8月14日
2026年7月16日(木曜日)、金沢大学において外交講座が開催されました。
テーマ及び講演内容
大臣官房広報文化外交戦略課の細野課長が、「認知戦を戦い抜くための広報文化外交(パブリック・ディプロマシー)」をテーマに、具体的な事案の紹介を交えながら講義を行いました。
参加学生の感想
- 今回の講義を聞いて、国と国との外交という大きなテーマが、実は「人間関係」という身近な土台の上で成り立っているという話がとても心に残った。公式な政策の裏には、個人と個人の信頼関係があるという視点は、これまでの「外交=お堅いもの」というイメージを大きく変えてくれた。
- 本日の講義を通じて、現代の安全保障や国際政治において、いかに「情報」や「人々の認識」が重要な局面を握っているかを認識した。混沌とする国際情勢の中で日本がどのようなビジョンを持ち、いかにして主導権を握っていくべきかという、大局的な外交のあり方に深く関心を持った。
- 外交とは国同士の交渉だけではなく、人と人との信頼関係の積み重ねによって成り立っていることを学んだ。政治や経済だけでなく、日頃のコミュニケーションや誠実な対応が国際関係にも大きく影響するという話から、外交官には専門知識だけでなく、人間性や柔軟性も求められる仕事であると感じた。
- SNSや生成AIの普及によって偽情報が拡散しやすい現代では、日本に関する正しい情報を継続的に発信することが外交上重要な役割を果たしていることを学んだ。また、AIが参照するウェブサイトや情報源に正確な情報を掲載し続けることが、これからの時代の情報発信には欠かせないという話が印象的だった。
- 日本の伝統文化だけでなく、アニメや漫画などのポップカルチャーも活用して日本の魅力を発信し、日本を理解し応援してくれる「ジャパン・フレンズ」を増やすことが、日本への信頼や友好的な関係づくりにつながるという考え方は、とても印象的だった。
- 外務省の仕事は、条約など政治的なものというイメージを持っていたが、SNSなどを通して文化を発信するという文化外交の側面は、自分にとって身近に感じ、詳しく知ることができてよかった。講義を受けて、自分自身も日本の文化発信に興味がわいたため、外務省の発信内容を定期的に閲覧し、どのように魅力を発信しているのかを自分自身でも考えていきたい。
