外交講座
令和8年度(2026年度)外交講座
香川大学
令和8年8月10日
2026年7月10日(金曜日)、香川大学においてオンライン外交講座を開催しました。
テーマ及び講演内容
国際法局条約課の三枝課長補佐が、「日米安保体制 法的側面から」をテーマに、具体的な事案の紹介を交えながら講義を行いました。
参加学生の感想
- 日米安全保障条約や日米地位協定について、法的な観点から詳しく学ぶことができた。これまで日米同盟は日本の安全保障に必要なものという程度の認識しかなかったが、米国の対日防衛義務や施設・区域の提供義務などが明確な法的根拠に基づいて成り立っていることを知り、理解が深まった。
- 日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中で、日米同盟が抑止力として重要な役割を果たしていることも印象に残った。
- 日米地位協定には裁判権や運用など様々な課題があり、事件や事故を契機に改善が積み重ねられてきたことを学び、安全保障と国民生活の双方を考慮しながら制度を運用していく必要性を感じた。
- 今回の講演を通して、ニュースで見聞きする日米安保や日米地位協定について、法的視点から考えることの重要性を実感した。
- 日米安全保障条約を中心として、その運用や交渉など国際法実務に関する話が興味深かった。特に日米地位協定では、協定本体を改正せずとも運用指針に関する日米間の合意を新たに結ぶなど、条約等を作るという表面上の動きだけでなく、それをどのように扱うかといった国際法実務のイメージをつかむことができた。
- 条約の重要性という総論では意見が合致していても、細かいところで意見が食い違うという外交の難しさがあり、折り合いをつけて双方に利益のある交渉を進めたり、国民への説明努力を尽くす点に、外務省の仕事のやりがいがつまっているように感じ、関心が持てた。
- 日米関係の根幹となる日米安全保障条約、日米地位協定の詳細を初めて知り、理解を深めることができた。よくニュースで取り上げられている同盟強靭化予算についても、どういう方針でこの予算が存在するのか、実際にどのようなものに執行されているのか学ぶことができた。
