国際情勢講演会
令和7年度(2025年度)国際情勢講演会 開催報告
共催:日本国際連合協会福岡県本部
令和7年12月11日
令和7年10月23日(木曜日)、日本国際連合協会福岡県本部との共催により、福岡大学において、国際情勢講演会をハイブリッド形式で開催しました。
講演会では、外務省経済局国際貿易課の佐藤課長が、自由貿易の意義と歴史、WTO(世界貿易機関)とEPA(経済連携協定)の関係、EPAとFTA(自由貿易協定)、日本の経済連携協定等の取組、米国の関税措置に関する日米協議、WTO改革等について解説の後、質疑応答が行われました。
演題:
「貿易の自由化と日本外交」(佐藤大輔 外務省経済局国際貿易課長)
参加者の感想・意見(抜粋)
- 今回の講義で、WTOの制度が時代の変化に追いつけていない現状を知り、印象に残った。特に、多国間の合意形成の難しさや、途上国と先進国の利害の違いが大きな壁になっている点が興味深かった。グローバルな貿易を公平に保つために、今後どのような改革が進められるのかについて考えさせられた。
- 世界情勢が危うい均衡の上に成り立っていることは知っていたが、その均衡が様々な機関の活動により保たれているのが興味深かった。
- 自由貿易に関する単語に聞き覚えはあったが、詳細な違いを初めて学んだ。世界との貿易の収支状況や貿易物の内容について、今回の講演会を機に学んで行きたいと思う。
- メディアを通してだけでは聞くことができない、詳細に迫る講義内容だった。想像したこともない国と国同士の利害関係や国際関係があることを知ることができて面白かった。
- WTOが「自由貿易のルール作り」や「紛争の解決」を通して、世界経済を安定させる役割を果たしているという点が特に印象に残った。日本のように貿易に大きく依存している国にとって、こうしたルールに基づく体制がどれほど重要かよく分かった。
- WTOの問題点が広く明らかになってきたことが興味深かった。国家間の自由貿易協定の締結が進み、自由貿易体制の枠組みが構築されていることは非常に良いと思うが、今後WTOの枠組みをどう維持していくかが課題であると感じた。

