国際情勢講演会

令和7年11月17日
パネリスト3名と浅川雅嗣国際通貨研究所理事長のパネルディスカッションの様子
パネルディスカッション中の浅川雅嗣国際通貨研究所理事長と児玉氏

 令和7年10月6日(月曜日)、国際通貨研究所との共催により、国際情勢講演会をオンラインで開催しました。
 講演会では、パネリスト3名による講演において現在の世界情勢を背景とした欧州の政治面、経済・金融面の動向を確認後、浅川雅嗣国際通貨研究所理事長をモデレーターとするパネルディスカッションにおいて、日本と欧州が抱える課題、今後の日本と欧州間の連携の方針、また、日欧双方への示唆について議論しました。

演題:(講演順)

  • 現世界情勢下における日欧の課題と連携
  • 「トランプ2.0政権下の欧州秩序 EU・NATO体制のゆくえ」(遠藤乾東京大学大学院法学政治学研究科教授)
  • 「欧州経済・金融の動向と日EUの経済連携」(高屋定美関西大学商学部教授)
  • 「現世界情勢下における日欧の課題と日欧連携」(兒玉和夫公益財団法人フォーリンプレス・センター理事長(元EU代表部大使、元OECD代表部大使)

参加者の感想・意見(抜粋)

  • 欧州をめぐる安全保障問題や、経済動向、実務経験者の見識など、普段触れられないテーマが多く参考になった。
  • 大学教授の意見と、実務家の意見双方が聴けたことが貴重な体験だった。
  • 3人の専門家の話がいずれも興味深かった。相互に分野があまり重複しないことがよかった。
  • 日本とEU、英国との連携が今後非常に重要で、アメリカとどう協力してやっていくか共通の課題があることが理解できた。
  • 移民問題や主要通貨問題等、日本にとっても考えさせられるテーマであり、勉強になった。
  • 周辺国の脅威とトランプ2.0の世界では、自由、民主、法の支配を重視する日欧の連携は極めて重要であるという点が興味深かった。
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