外交講座

令和7年7月25日

 2025年7月1日(火曜日)、大東文化大学において外交講座が開催されました。

総合外交政策局 安全保障協力課 井上課長が、「OSA(政府安全保障能力強化支援)」をテーマに、具体的な事案の紹介を交えながら大東文化大学の生徒さんに解説している様子

テーマ及び講演内容

 総合外交政策局 安全保障協力課 井上課長が、「OSA(政府安全保障能力強化支援)」をテーマに、具体的な事案の紹介を交えながら解説しました。

参加学生の感想

  • 最初はなぜ、税金を使ってまで自国ではなく、他国の為に支援を行うのか疑問に思った。しかし、安全保障能力に不安のある国の抑止力を高める事は勢力均衡、そして世界平和が、日本国民の為になるのだと分かった。
  • 今回の外交講座で、OSAという支援のしくみがあることを初めて知った。日本が「戦わない国」でありながら、周辺国の平和を支え、それが日本の安全にも繋がるという考え方に共感した。講義は例が多くてわかりやすく、外交がどう国民の生活と関わっているのかを知るよい機会になった。
  • OSAの目的、現状、課題について学ぶことができた。適切な予算規模について検討するという課題や、値段をつけにくい事業に値段をつけるのが難しいという課題があることを学んだ。
  • 防衛のことは防衛省が担当するのではないかと感じていたため、なぜ外務省の予算で防衛に関わる支援が行われているのか、疑問に思っていた。しかし、外務省が行っているOSAは、軍事的な意味とは異なり、外交という平和的な手段を通じて安全保障に貢献する取り組みだと知り、納得することができた。
  • 日本の外交政策がどのように行われているのかを具体的に知ることができ、理解が深まった。これまで漠然と「税金が海外に使われている」としか思っていなかったが、その背景にある目的や効果を知り、関心を持つようになった。今後は国際ニュースにももっと注目していきたい。
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