小中高生の外務省訪問

私立大妻多摩高等学校の皆さん

平成27年9月17日
私立大妻多摩高等学校の皆さん(記者会見室)

 平成27年(2015年)9月15日(火曜日)外務省に東京都私立大妻多摩高等学校(2年生7名及び引率教員1名)をお迎えしました。
 行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。

1 主な行事内容

  • (1)「記者会見室」見学
     記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
  • (2)「顕彰の像」,「中庭」見学
     明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。
  • (3)「国際会議室」見学
     国際会議室に移動し,同時通訳ブースを案内し,質疑応答(Q&A)を行いました。
    • (ア)外務省員より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
    • (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
      質問一例:
      • 外国との関係をクラスメートとの関係に例えていたが,どの国とも仲良くやっていくのは難しいのではないか?
      • 今回の茨城の水害でも外国から何らかの支援は来るのか?
      • 安保法制に対する省員の雰囲気は?

2 アンケート結果

 生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
 その内容の一部をご紹介します。

  • (1)外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと
    • (ア)省内全般
      • 国際会議室のイスが動いたこと。
      • 記者会見室に各テレビ局のケーブルが常備されていて,いつでも生放送できる環境が整っていたこと。
      • 記者会見室に同時通訳ブースがあったこと。
      • 女性が多く働いていて,女性に優しい環境になっていたこと。
    • (イ)省員の話・様子
      • すごく裏で努力していること。
      • 日本と海外との関係を常に考えていて,私達の知らない所で働いていることを知り,とても興味がわいた。
      • 外務省について詳しく語ってくれた上,丁寧に質問に答えてくれた。
      • 外務省での仕事の説明をして頂いたことで,外務省でしていることが良く分かり,身近に感じられるようになった。
      • 職員の方がみな優しかった。
  • (2)感想・意見など
    • 今日一日,私達の知らなかった外務省のことを聞くことができたり,実際に省員の方のお話を聞けて良かったです。
    • あまり外務省のことを知らなかったのですが,案内の方に多くの場所に連れて行っていただき,すごく興味がわきました。外務省の記者会見がほぼ毎日行われていることは知らなかったので,こまめにチェックしてみたいです。
    • 外務省の方々がしていることは全部すごくて大変そうなのに,日本のためにここまでしている省員さん達は本当にすごいなと思いました。私もぜひ外務省で働きたいです。
    • もっとおじさんばかりの堅いイメージがあったが,印象がとても良くなった。外務省を見学するという経験ができて良かったなと思います。
    • 省員の方との質疑応答が有意義だった。毎年,生徒にとって貴重な機会になっています。(引率教員)
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