海外広報
「次世代共創パートナーシップ-文化のWA2.0-」の立ち上げ
令和5年12月17日

12月17日、岸田文雄内閣総理大臣は日本ASEAN友好協力50周年特別首脳会議において、包括的な人的交流プログラム、「次世代共創パートナーシップ-文化のWA2.0-」を新たに立ち上げることを発表し、ASEAN側とこの地域の人的交流を一層推進するために協力していくことで一致しました。
- このプログラムは、「文化のWA」プロジェクトの後継として、独立行政法人国際交流基金
により、今後10年間にわたり、「双方向の知的・文化交流事業」と「日本語パートナーズ事業」を二つの柱として集中的に実施され、日本とASEANの次世代の担い手を中心に、1,000万人以上が受益するものです。
- この取組により、日・ASEAN間における将来にわたる強固な信頼関係の構築、双方向の交流促進や多層的な人的ネットワークの強化、気候変動や防災などの世界的な共通課題解決に向けた協働、日・ASEAN関係の懸け橋となる次世代の人材育成及び多文化共生社会の一層の発展への貢献を目指します。
(参考1)日本語パートナーズ事業
2013年12月の日・ASEAN特別首脳会議において発表された アジア文化交流政策「文化のWA(和・環・輪)プロジェクト~知り合うアジア~」の主な事業として、国際交流基金が実施する事業。
日本から派遣される日本語パートナーズは、それぞれの派遣国・地域において、現地の日本語教師や学生の日本語学習のパートナーとして、授業のアシスタントや日本文化の紹介活動等を行うことを通じ、各国・地域における日本語教育を支援し、同時に、日本語パートナーズ自身も現地の言語や文化、習慣等についての学びを深め、アジア地域と日本との将来の懸け橋となることが期待される。
(参考2)別添