文化の交流
安倍総理大臣のジャポニスム2018「縄文-日本における美の誕生」展視察
平成30年10月18日

(写真提供:内閣広報室)

(写真提供:内閣広報室)
現地時間10月18日,午前10時5分から約25分間,フランス・パリを訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は,ジャポニスム2018の公式企画としてパリ日本文化会館にて実施されている「縄文-日本における美の誕生」展を視察したところ,概要は以下のとおりです。
1 安倍総理大臣は,キュレーターの案内で,日本美の原点である縄文の美と,それを生み出した縄文人たちの豊かな精神文化が表現された火焔型土器等,国宝6点を含む各展示物を視察しました。
2 ジャポニスム2018は,伝統文化から現代演劇・美術,マンガ・アニメ展,日本映画の上映等まで幅広く企画が実施されるもの。同展覧会は,そのジャポニスム2018の主要企画の1つとして,芸術の都・パリで,そしてパリを通じて世界に日本文化の原点を発信する試みです。
[参考1]「縄文-日本における美の誕生」展
縄文時代の美を体現する国宝火焔型土器をはじめとした土器に加え,土偶や装身具など,国宝や重要文化財を含む出土品を一堂に紹介し,日本美の原点である縄文の美と,それを生み出した縄文人たちの豊かな精神文化の魅力を提示。パリ日本文化会館にて10月17日から開催中。
[参考2]ジャポニスム2018:響きあう魂(2018年7月~2019年2月,於:フランス)
日仏友好160周年を記念して,パリを中心に実施される総合的な日本文化紹介事業。2016年5月の日仏首脳会談において開催に合意。日本の文化芸術から地方の多彩な魅力までを発信する50以上の企画を実施。2020年の東京オリンピック・パラリンピック大会に向けて,インバウンド観光の促進,和食・日本酒等の日本産品の更なる海外展開に繋げていくことを目指す。