安倍総理大臣

平成26年5月31日
(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)

1 31日,安倍総理大臣はシンガポールのジャパン・クリエイティブ・センター(JCC)で開催される工芸展『わざの美―現代日本の工芸』のオープニング式典にシンガポールのタン文化・地域・青年担当国務大臣とともに出席し,挨拶及びテープカットを行った後,同展示会を鑑賞しました。

2 本工芸展は,日本の伝統工芸品及びものづくりの心を紹介するものであり,昨年12月総理が日・ASEAN特別首脳会議において発表した「文化のWA(和・環・輪)プロジェクト~知り合うアジア~」の文化・芸術交流事業の第一弾として実施するものです。

(参考1)ジャパン・クリエイティブ・センター(JCC)

 2007年のリー首相と安倍総理との会談におけるシンガポール側からの提案を受け,東南アジアに向けての日本文化の情報発信拠点として,2009年11月に在シンガポール日本大使館の施設として開設。イノベーションと伝統をテーマとして,ポップカルチャーから伝統文化まで多岐にわたる日本文化を紹介。

(参考2)「文化のWA(和・環・輪)プロジェクト~知り合うアジア~」

 昨年12月の日・ASEAN特別首脳会議で安倍総理は,新しいアジア文化の創造を目指し,「文化のWAプロジェクト」と題した新しいアジア文化交流政策を実施する旨発表。芸術・文化の双方向性交流及び日本語学習支援を二本柱とするもの。2020年までの7年間を目途に,文化の担い手のネットワーク促進のための1,000人以上の人的交流や,舞台芸術等の分野での140件以上の協働事業を主催・支援予定。

(参考3)工芸展「わざの美―現代日本の工芸」(2014年5月31日(土曜日)~6月21日(土曜日))

 国際交流基金と在シンガポール大使館が共催し,文化庁及び東京国立近代美術館の協力を得て実施。茶器,漆の陶器,染色等,人間国宝3名を含む中堅・若年の工芸作家14名による作品計28点を展示。本工芸展の会期中には,日・アジアの工芸専門家等におけるシンポジウム,セミナー等の交流事業も併せて実施される予定です。


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