アメリカ合衆国
上川外務大臣と日米関係有識者との夕食会
令和6年4月9日
現地時間4月9日午後7時(日本時間10日午前8時)から約2時間、岸田内閣総理大臣の米国公式訪問に同行している上川陽子外務大臣は、リチャード・アーミテージ・アーミテージ・インターナショナル代表、ジョン・ハムレCSIS所長兼CEO、ウェンディー・カトラー・アジア・ソサエティ政策研究所副所長、クリス・ジョンストンCSIS日本部長と夕食を交え、日米関係について幅広く意見交換しました。
- 冒頭、上川大臣は、日米関係のために長きにわたり尽力し、「アーミテージ・ナイ報告書」と呼ばれる超党派による報告書作成という慣習を作り出したアーミテージ氏の功績を賞賛しました。また、上川大臣は、既存の国際秩序の根幹が揺るがされるような混迷の時代にある中、岸田総理大臣の米国訪問の機会を通じ、日米がグローバル・パートナーとして、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を断固として守り抜くというメッセージを力強く打ち出していくことの重要性を伝えました。
- 夕食会参加者からは、日米は戦略を共有しており、日米協力は、かつてない水準にまで高まっていること、国際環境が緊迫化する中で、日本や日米同盟が既にかつてないほど大きな役割を果たしているといった見解が示されました。 その上で、大臣と有識者との間では、昨今の国際情勢や外交の在り方について幅広く率直に意見交換を行いました。
(参考)夕食会に参加した有識者
- リチャード・アーミテージ アーミテージ・インターナショナル代表
(Mr. Richard Armitage, President, Armitage International) - ジョン・ハムレ CSIS所長兼CEO
(Dr. John J. Hamre, President and CEO, Center for Strategic and International Studies) - ウェンディ・カトラー アジア・ソサエティ政策研究所副所長
(Ms. Wendy Cutler, Vice President, Asia Society Policy Institute) - クリストファー・ジョンストン CSIS日本部長
(Mr. Christopher Johnstone, Japan Chair, Center for Strategic and International Studies)