アメリカ合衆国

令和5年7月14日
正面を向き、握手を交わす、岸田総理とミリー統合参謀本部議長の様子 表敬を受ける岸田総理 (写真提供:内閣広報室)
着席し、意見交換を行う、岸田総理とミリー統合参謀本部議長の様子 表敬を受ける岸田総理 (写真提供:内閣広報室)

 7月14日、午後3時40分から約25分間、岸田文雄内閣総理大臣は、訪日中のミリー統合参謀本部議長(General Mark A. Milley, Chairman of the Joint Chiefs of Staff)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、ミリー統合参謀本部議長の訪日を歓迎するとともに、地域の安全保障環境が一層厳しさを増す中、日米同盟の重要性は益々高まっている、我が国自身の防衛力の抜本的強化を含め、同盟の抑止力・対処力の一層の強化を通じ、地域の平和と安定の確保に向け、日米で共に取り組んでいきたい旨述べました。
  2. また、ミリー統合参謀本部議長から、日米同盟の重要性はかつてないほど高まっており、自由で開かれたインド太平洋を実現するため、日米両国のこれまでになく整合した戦略の下、連携を強化していきたい旨発言がありました。
  3. 双方は、12日のICBM級弾道ミサイル発射を含む北朝鮮による核・ミサイル活動の活発化、ロシアによるウクライナ侵略、中国の力による一方的な現状変更の試みを始めとする、一層厳しさを増す地域の安全保障環境を念頭に、同盟の抑止力・対処力強化に向けた日米間の安全保障・防衛協力について意見交換を行い、反撃能力の保有・運用に向けた協力、同盟調整の円滑化に関する議論の一層の強化に向けた協力などを継続していくことで一致しました。

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