アメリカ合衆国
アクイリノ米インド太平洋軍司令官による菅総理大臣表敬
令和3年6月1日

(写真提供:内閣広報室)

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6月1日、午後15時42分から約15分間、菅義偉内閣総理大臣は、訪日中のジョン・アクイリノ米インド太平洋軍司令官(Admiral John C. Aquilino, Commander, U.S. Indo-Pacific Command)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです(日本側から、坂井学官房副長官、岡田直樹官房副長官他、米国側から、ケヴィン・シュナイダー在日米軍司令官(Lieutenant General Kevin B. Schneider, Commander, U.S. Forces Japan)他が同席。)。
- 冒頭、菅総理大臣から、アクイリノ司令官のインド太平洋軍司令官への就任に祝意を表するとともに、「日米同盟の更なる強化、『自由で開かれたインド太平洋』の実現を米国と共に進めていきたい」旨述べました。これに対し、アクイリノ司令官から、「堅固な日米同盟は地域の平和と安定の礎であり、インド太平洋軍司令官としての初の外国訪問においてまず日本を訪問できたことは極めて重要であった」旨述べました。
- 双方は、インド太平洋地域の平和と安定の重要性を確認しました。その上で、双方は、東シナ海を含め、中国による一方的な現状変更の試みに強く反対することで一致しました。更に、北朝鮮をめぐる最新の情勢について意見交換を行い、引き続き、日米で緊密に連携していくことを確認しました。
- また、双方は、日米同盟の抑止力を維持しつつ、沖縄を始めとする地元の負担軽減を図る観点から、在日米軍再編を着実に進めることについての重要性を確認するとともに、菅総理大臣から、日本で活動する米軍の地元への影響に最大限考慮した安全な運用等を求めました。