アメリカ合衆国

令和2年10月22日
表敬を受ける菅総理大臣 表敬を受ける菅総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
表敬を受ける菅総理大臣 表敬を受ける菅総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
表敬を受ける菅総理大臣 表敬を受ける菅総理大臣
(写真提供:内閣広報室)

 10月22日、午後4時40分から10分間、菅義偉内閣総理大臣は、訪日中のフィリップ・デービッドソン米インド太平洋軍司令官(Admiral Philip S. Davidson, Commander, U.S. Indo-Pacific Command)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです(日本側から、坂井学内閣官房副長官、米国側から、ジョセフ・ヤング駐日米国臨時代理大使(Mr. Joseph Young, Charge d’Affaires ad interim, U.S. Embassy in Japan)他が同席。)。

1 菅総理大臣から、デービッドソン司令官の訪日を歓迎しつつ、「史上かつてなく強固な日米同盟の抑止力・対処力の強化、そして『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向け、日米で引き続き連携と協力を深めたい」と述べました。これに対し、デービッドソン司令官から、総理大臣就任への祝意が示されるとともに、「米国は日本との同盟に感謝している。『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向け引き続き協力したい」と述べました。

2 双方は、日米安保・防衛協力や地域情勢について幅広く意見交換を行いました。双方は、東シナ海及び南シナ海において継続・強化される一方的な現状変更の試みに関し、深刻な懸念及び強い反対の意を表明するとともに、北朝鮮をめぐる最新の情勢について意見交換を行い、引き続き、日米で緊密に連携していくことを確認しました。

3 また、在日米軍再編等に関し、菅総理大臣から、在日米軍の安定的駐留を確保するためには、地元の理解と協力が不可欠であり、そのためにも、日米間の緊密な情報共有及び連携が重要である旨述べました。その上で双方は、日米同盟の抑止力を維持しつつ、沖縄の負担軽減の着実な実施を始め、地元の負担軽減を図ることの重要性を確認しました。


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