アメリカ合衆国

平成31年3月26日
(写真1)表敬を受ける安倍総理大臣(写真提供:内閣広報室) 表敬を受ける安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
(写真2)表敬を受ける安倍総理大臣(写真提供:内閣広報室) 表敬を受ける安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)

 本26日午後3時40分から約20分間,安倍晋三内閣総理大臣は,訪日中のロバート・ネラー米海兵隊総司令官(海兵隊大将)(General Robert B. Neller, Commandant of the Marine Corps)の表敬を受けたところ,概要以下のとおりです(米側から,ジョセフ・ヤング在京米国大使館首席公使(Mr. Joseph Young, Deputy Chief of Mission, US Embassy of Japan)他,日本側から,西村康稔内閣官房副長官,野上浩太郎内閣官房副長官他が同席)。

  1.  冒頭,安倍総理大臣から,ネラー総司令官の訪日を歓迎するとともに,安保環境が大変厳しい中,在日米軍は重要な役割を果たしており,その献身的な活動を高く評価する,抑止力を維持しつつ,在日米軍の安定的駐留を確保するためにも,沖縄の負担軽減を着実に実施する方針であり,引き続き緊密に連携したい,また,日米同盟の対処力及び抑止力の強化や,自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて一層の連携を図りたい旨述べました。
     これに対し,ネラー総司令官から,米軍と自衛隊の関係はとても堅固で日々強化されている旨,米海兵隊の地域におけるプレゼンスに対する日本の支援や自衛隊との訓練に感謝するとともに,米海兵隊としても地元との良好な関係にも努める旨,普天間飛行場の移設に関する日本側の取組に感謝する旨述べました。
  2.  続けて,双方は,日米防衛・安全保障協力や,北朝鮮情勢を含む地域情勢について幅広く意見交換を行い,日米両国が引き続き抑止力・対処力の維持と緊密に連携していくことが重要であることを確認しました。
  3.  双方は,普天間飛行場の辺野古移設を着実に進展させることが重要であることを確認しました。

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