アメリカ合衆国

令和6年1月12日

 現地時間1月12日午後0時55分(日本時間13日午前2時55分)から約30分間、米国・ワシントンDCを訪問中の上川陽子外務大臣は、ジェイク・サリバン米国国家安全保障担当大統領補佐官(The Honorable Jake Sullivan, National Security Advisor to the President of the United States of America)と面会を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 上川大臣から、まず、能登半島地震の被害に対する米国からの温かいお見舞いのメッセージへの謝意を述べ、世界が歴史的転換期にある中で日米同盟の果たすべき役割は大きい、今後の日米関係の強化に向けて率直に意見交換したい旨述べました。これに対して、サリバン補佐官から賛意が示されるとともに、能登半島地震によって命を失った方々の御家族に深い哀悼の意を表する旨述べました。
  2. 両者は本年早期の岸田総理大臣の国賓待遇での米国公式訪問について意見交換を行い、同訪問の成功に向けて、引き続き日米で緊密に連携していくことで一致しました。
  3. 両者は、イスラエル・パレスチナ情勢を始めとする中東情勢、ウクライナ情勢、中国をめぐる諸課題への対応及び北朝鮮への対応について突っ込んだ意見交換を行い、国際社会が直面する様々な課題について、日米の連携を一層強化していくことで一致しました。また、岸田総理大臣の米国公式訪問も見据えつつ、日米同盟の抑止力・対処力の更なる強化を図っていくことを確認しました。

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