アメリカ合衆国

平成29年7月29日

 本29日,午前9時30分から約30分間,岸田文雄外務大臣は,レックス・ティラソン米国国務長官(The Honorable Rex W.Tillerson, Secretary of State of the United States of America)と日米外相電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 両者は,28日深夜の北朝鮮によるICBM級弾道ミサイル発射を含む挑発行動は断じて容認できないとの認識を共有した上,北朝鮮に対して最大限の圧力をかけていく必要があるとの考えで一致しました。

2 また,岸田大臣から,28日に発表した我が国独自の対北朝鮮措置について説明し,ティラソン長官から歓迎の意が示されました。さらに両者は,厳しい措置を含む新たな安保理決議の採択,中国やロシアへの働きかけに関し緊密に連携していくことを確認しました。

3 また,両者は,北朝鮮の脅威を抑止すべく,日米で防衛態勢と能力向上のための具体的行動を進めることが重要であるとの認識で一致し,米国の拡大抑止の重要性を改めて確認しました。


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