アメリカ合衆国

日米外相会談

平成27年8月6日

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  • 日米外相会談

 8月6日午前10時20分頃から約50分間,クアラルンプールを訪問中の岸田外務大臣は,ケリー国務長官との間で日米外相会談を行ったところ,概要以下のとおり。

1 冒頭発言

 ケリー長官から,本日は広島に原爆が投下された日であるとし,戦争の衝撃を語る上で,極めて重要な日である旨発言した。
 これに対して,岸田大臣から,ケリー長官のコメントに謝意を表明した上で,未来に向けてオバマ大統領が訴える「核兵器のない世界」に向けて協力していきたい旨述べた。また,岸田大臣から,ケリー長官がイラン核問題をめぐる最終合意及びキューバとの国交正常化等精力的に次々と画期的成果を上げられていることに敬意を表する旨述べた。

2 中国

 双方は,海洋をめぐる問題含め様々な課題につき,習近平国家主席の訪米も念頭に,日米で連携していくことで一致した。

3 北朝鮮

 岸田大臣より,北朝鮮のリ・スヨン外相と接触し,拉致問題について直接働きかけ,核・ミサイル問題についても取り上げる旨説明し,日米で引き続き連携して対処していくことで一致した。

4 ウクライナ情勢

 双方は,ウクライナ情勢を踏まえ,引き続きG7で連携して対処していくことで一致した。

5 G7外相会合

 岸田大臣より,来年日本はG7サミットの議長国であり,外相会合を広島で開催するので歓待したい旨述べたのに対し,ケリー長官からは,訪問を楽しみにしている旨述べた。

6 NSAによる通信記録の収集問題

 双方は,5日の総理とバイデン副大統領との電話会談の結果を踏まえ,本件に適切に対応するため日米間で議論を継続していくことで一致した。

7 TPP

 岸田大臣より,TPP閣僚会合で大筋合意が成立しなかったことは残念,交渉を漂流させないため,今こそ米国のリーダーシップが必要である旨述べた。双方は,早期の合意に向け,引き続き協力していくことで一致した。


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