安倍総理大臣

平成26年4月21日
(写真提供:内閣広報室)
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 本21日午前11時から約50分間,安倍晋三内閣総理大臣は,来日中のエリック・カンター下院共和党院内総務,ポール・ライアン下院予算委員長等米国下院訪日議員団(注)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです(米側同席者:ケネディ駐日大使他,日本側同席者:加藤官房副長官,世耕官房副長官,長谷川総理補佐官兼内閣広報官他)

1 冒頭,安倍総理から,有力議員の皆様の訪日を歓迎する,アジア太平洋地域の安全保障環境が一層厳しさを増す中,日米同盟の重要性が益々高まっている,このような中で議員交流の重要性も増しており,議員の皆様には引き続き日米関係の発展に協力いただきたい旨述べるとともに,今月23日からのオバマ大統領の国賓訪日を心待ちにしており,この機会にアジア太平洋の平和と繁栄に貢献してきた日米同盟の役割を強調し,力強い日米同盟を確認したい旨述べました。

2 これに対し,議員団を代表してカンター院内総務から,米国はアジア太平洋地域にコミットしており,日本とともに様々な課題に取り組んでいきたい,安倍政権が経済・安全保障の両面においてリーダーシップを発揮していることに敬意を表したい旨述べました。また,ライアン予算委員長から,米国議会としても日米同盟の重要性をよく認識している,日米の連携が一層重要である等発言がありました。

3 表敬では,特に議員団が日本訪問後に韓国及び中国を訪問することも踏まえつつ,北朝鮮を含むアジア太平洋地域情勢や日米安全保障,日米経済関係等幅広い分野について率直な意見交換が行われました。

(注)米国下院議員団

エリック・カンター下院共和党院内総務(共・バージニア)
ポール・ライアン下院予算委員長(共・ウィスコンシン)
マック・ソーンベリー下院軍事委諜報等小委員長(共・テキサス)
ケイ・グレンジャー下院歳出委国務・対外活動等小委員長(共・テキサス)
アーロン・ショック下院議員(共・イリノイ)
パトリック・ミーハン下院議員(共・ペンシルバニア)
クリスティ・ノーム下院議員(共・サウスダコタ)
ポール・クック下院議員(共・カリフォルニア)
タルシー・ギャバード下院議員(民・ハワイ)

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