アメリカ合衆国

平成29年5月29日

本29日,午前11時45分から約25分間,岸田文雄外務大臣は,レックス・ティラソン米国国務長官(The Honorable Rex W.Tillerson, Secretary of State of the United States of America)と日米外相電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1. 両者は,本29日の弾道ミサイル発射を含む,北朝鮮による相次ぐ挑発行動は断じて容認できないとの認識を共有するとともに,G7サミットやその際に行われた日米首脳会談の結果を踏まえ,北朝鮮に対する圧力を強化するために協力していくこと,国連の場を含め,日米,日米韓で緊密に連携していくことが重要であることを確認しました。また,北朝鮮を抑止するため,日米は防衛態勢と能力の向上を図るべく具体的行動をとることで一致しました。
  2. そして,両者は,北朝鮮問題への対処における中国及びロシアの役割の重要性について一致し,中国及びロシアが更なる役割を果たすよう,引き続き働きかけていくことを確認しました。

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