アメリカ合衆国
コールドウェル米海軍原子炉管理局長(海軍大将)による鈴木外務副大臣表敬
令和2年2月3日
29日午後17時00分から約20分間,鈴木馨祐外務副大臣は,訪日中の ジェームズ・F・コールドウェル米海軍原子炉管理局長(海軍大将)(Admiral James F. Caldwell Jr,Director of Naval Reactors)による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
- 鈴木副大臣から,日本周辺の安全保障環境が一層厳しくなる中で,潜水艦の運用を始めとする米軍のコミットメントは特に重要と指摘しつつ,コールドウェル局長のリーダーシップの下,米国が原子力艦の安全性を最重要事項とし,米海軍が駐留する地元都市との良好な関係の維持に取り組んでいることを評価した上で,日本に寄港する原子力艦の安全性を引き続き確保するよう要請しました。
- これに対し,コールドウェル局長は,米国は地域の安全保障環境に係る認識を共有している旨述べ,米国の日米同盟に対するコミットメントは強固と強調した上で,原子力艦の運用に当たっては今後も高い水準の安全性を確保していく旨述べました。
- その他,日米間の安全保障に関する協力等について幅広く意見交換を行いました。
米海軍原子炉管理局は,開発から保守,廃棄まで,米海軍の原子力艦に関する業務全般を所管しており,原子力艦が我が国に寄港するに当たって,安全性の確保・確認を行う組織。