サウジアラビア王国

令和元年9月26日
日・サウジアラビア外相会談1
日・サウジアラビア外相会談2

9月26日(木曜日)午後4時00分頃(現地時間:日本時間27日(金曜日)午前5時00分)から約30分間,第74回国連総会出席のためニューヨークを訪問中の茂木敏充外務大臣は,イブラヒーム・アル・アッサーフ・サウジアラビア王国外務大臣(H.E. Dr. Ibrahim Al-Assaf, Minister of Foreign Affairs of the Kingdom of Saudi Arabia)と外相会談を行ったところ,概要は次のとおりです。

  1. 茂木大臣から,先般のサウジアラビア石油施設への攻撃事案に関し,お見舞いを伝達しつつ,日本にとっても深刻な事案であり,外務大臣談話を発出し,攻撃を強く非難した旨述べました。また,ホーシー派の能力に鑑みれば,ホーシー派によってなし得るものと考えることは困難であるが,本事案の評価については情報収集・分析を含め,引き続き連携していきたい旨述べました。さらに,石油生産の維持,回復に向けたサウジアラビア政府及びアラムコの対応を賞賛しました。
  2. これに対し,アッサーフ大臣から,サウジアラビアの立場について説明がありました。
  3. 茂木大臣から,日本はサウジアラビアが「サウジアラビア・ビジョン2030(英文)(PDF)別ウィンドウで開く」を通じて進める改革を引き続き後押しする旨述べ,両大臣は「日・サウジアラビア・ビジョン2030」の枠組みを通じた協力により,二国間関係を一層強化していくことで一致しました。

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