安倍総理大臣

平成26年4月21日
(写真提供:内閣広報室)
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 本21日午後6時過ぎから約20分間,安倍晋三内閣総理大臣は,カタール財団総裁として来日中のモーザ・カタール国前首長妃による表敬を受けたところ,会談の概要は以下のとおりです。

1 冒頭,安倍総理より,医療・保健や教育等の分野でもカタールとの「包括的パートナーシップ」を一層強化したい,カタール財団総裁やユネスコ特使としての妃殿下の国際的な御活躍に敬意を表する旨発言しました。これに対し,モーザ妃からは,今回の訪日で,科学技術,医療,学術研究等の分野で両国の協力のあり方を探りたい旨の発言がありました。

2 また,安倍総理から,日本の技術力をカタールでの様々なインフラ・プロジェクトに活用してほしい,また最先端医療分野での協力も進展させたい旨を述べたのに対し,モーザ妃から賛同を得ました。

3 さらに,安倍総理から,京都視察(注:モーザ妃は滞在中に京都,大阪,神戸も訪問予定)を通じ,我が国の伝統文化への御理解を深めて頂きたいと述べたのに対し,モーザ妃から,自分は日本の文化,伝統,思想・価値観を尊敬し,第二次世界大戦後の日本の発展に敬意を抱いており,カタール及び湾岸地域で日本の大使の役割を担いたいと思っていると述べました。


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