クウェート国
石破内閣総理大臣とサバーハ・ハーリド・クウェート国皇太子との会談
令和7年9月23日


現地時間9月23日午後2時30分(日本時間24日午前3時30分)から約25分間、第80回国連総会出席のため米国・ニューヨークを訪問中の石破茂内閣総理大臣は、サバーハ・ハーリド・クウェート国皇太子と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 石破総理大臣から、本年5月の同皇太子の訪日の際に格上げした包括的・戦略的パートナーシップに基づき、両国関係を幅広い分野で一層強化していきたい旨述べるとともに、国連等を始めとする多国間主義に強くコミットしているクウェートは国際場裡における心強いパートナーであり、連携していきたい旨述べました。また、石破総理大臣から、クウェートからの長年にわたる原油の安定供給に謝意を表明し、双方は、クリーン・エネルギーを始めとするエネルギー協力を推進していくことで一致しました。さらに、双方は、9月25日にクウェートにおける日本産牛肉の輸入が解禁される予定であることを歓迎しました。
- 双方は、最近の中東情勢についても意見交換を行い、イスラエル・パレスチナ問題の「二国家解決」に向けて緊密に連携していくことを確認しました。
- また、双方は、包括的・戦略的パートナーとして、アジアやアフリカにおいて様々な分野で協力を強化していくことで一致しました。