パレスチナ
岩屋外務大臣とサラーメ・パレスチナ計画・国際協力庁長官の懇談
令和7年7月11日


現地時間7月11日(日本時間同日)、岩屋毅外務大臣は、マレーシアの首都クアラルンプールにおいて開催された「パレスチナ開発のための東アジア協力促進会合(CEAPAD:Conference on the Cooperation among East Asian countries for Palestinian Development)」の第四回閣僚級会合の機会に、エステファン・アントン・サラーメ・パレスチナ計画・国際協力庁長官(H.E. Dr. Estephan Anton Salameh, Minister of Planning and International Cooperation of Palestine)と約10分間の懇談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 岩屋大臣から、サラーメ長官の第四回CEAPAD閣僚級会合への参加を歓迎した上で、今回の会合により、CEAPADの目的であるパレスチナ支援の拡大と手段の多様化が促進されることを望む旨を述べました。その上で、二国家解決を一貫して支持し、パレスチナの国づくりを支援する我が国の立場を強調しました。
- サラーメ長官からは、CEAPADをはじめとする日本の対パレスチナ支援の取組に対する謝意が述べられました。また、ガザの深刻な人道状況について説明があり、一刻も早い停戦が、パレスチナの開発のためにも必要である旨が述べられました。
- これに対し、岩屋大臣から、ガザの人道状況を深刻に懸念する旨述べるとともに、ガザにおける停戦の一刻も早い実現を求める旨述べました。