ヨルダン

令和5年10月9日

 現地時間10月9日午後4時15分(日本時間同日午後5時15分)から約20分間、ブルネイを訪問中の上川陽子外務大臣は、パレスチナ・イスラエルを巡る情勢について、アイマン・サファディ・ヨルダン副首相兼外務・移民大臣(H.E. Mr. Ayman Safadi, Deputy Prime Minister and Minister of Foreign Affairs and Expatriates of the Hashemite Kingdom of Jordan)と電話会談を行ったところ、概要は以下のと おりです。

  1. サファディ外相からは、現地の情勢についての深刻な懸念を共有する旨発言があった上で、本件事案を受けたヨルダンの外交努力について説明がありました。
  2. 上川大臣から、パレスチナ・ガザ情勢を深刻な懸念を持って注視しており、今般のハマス等のパレスチナ武装勢力による攻撃について、特に罪のない一般市民に対する攻撃や誘拐はどのような理由であれ正当化しえず、日本としてこれを強く非難する、同時に、イスラエル側の攻撃により多数の死傷者が出ていることを深刻に憂慮する旨述べました。また、上川大臣から、本件に関するヨルダンの外交努力を評価するとともに、日本としても、事態の更なるエスカレーションを防ぐべく関係者と意思疎通しているところであり、ヨルダンとともに引き続き連携して取り組んでいきたと述べました。
  3. 両者は、暴力は何も生み出さず、更なるエスカレーションを防ぐことが重要であるとして、関係者に対する働きかけを含め今後も緊密に連携していくことで一致しました。

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