チリ共和国

令和元年11月1日

 本1日,午前9時5分頃から約15分間,安倍晋三内閣総理大臣は,セバスティアン・ピニェラ・チリ共和国大統領(H.E. Dr. Sebastián Piñera, President of the Republic of Chile)と電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭,ピニェラ大統領から,「チリ政府は,一連の暴力行為に直面し,国民に対する責任と配慮の観点から,残念ながらAPEC首脳会議COP25を開催しないことを決断した。このように困難な決断をしなければならなかったことは遺憾であるがご理解いただきたい。チリとしては,APECとCOP25について,議長国として貴国等に協力して成功裡に準備を進めてこられたことに感謝したい。」旨述べました。

2 これに対し,安倍総理大臣から,「御説明に感謝する,今回の決定は非常に残念であるが,現在のチリ国内情勢に鑑み,ピニェラ大統領のご判断を理解する。本年のAPEC議長及びCOP25議長として,これまで準備されてきたことに敬意を表したい。」旨述べました。

3 これに対し,ピニェラ大統領から,安倍総理大臣に対し謝意が表明され,両首脳は,二国間及び国際場裡において,引き続き協力を継続することで一致しました。


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