ブラジル連邦共和国
日伯戦略的経済パートナーシップ賢人会議メンバーによる安倍総理大臣表敬
平成31年4月9日

(写真提供:内閣広報室)

(写真提供:内閣広報室)
本9日午後4時40分から約15分間,安倍晋三内閣総理大臣は,日本とブラジルの経済界の主要なリーダーから構成される「日伯戦略的経済パートナーシップ賢人会議」の両国メンバー,同会議に参加するため訪日したサントス・クルース・ブラジル大統領府政府調整庁長官他による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。同表敬には,日本側から,西村康稔,野上浩太郎両内閣官房副長官他が同席しました。
- 冒頭,三村明夫日本側座長(日本製鉄名誉会長)から,4月8日,東京で第9回賢人会議を開催したことを報告し,産業分野での連携強化,人口と食料問題への対応,人的交流の促進について盛り込んだ提言書(PDF)
を安倍総理大臣に手交した後,提言内容の具体化を目指して両国の経済界と連携しながら活動していきたい旨述べました。
- 続いて,カルロス・マリアーニ・ブラジル側座長(リオデジャネイロ州工業連盟筆頭副会長)から,今次賢人会議はボルソナーロ大統領就任100日目と重なったが,同大統領が推進している諸改革は日本とブラジルの経済貿易関係も後押しするものであり,また本日,クルース大統領府長官の参加を得られたことは,同大統領から賢人会議に更なる支援を得たものと言える旨述べました。
- 安倍総理大臣は,賢人会議メンバーからの報告を受けて,日ブラジル経済関係の更なる推進に期待を表明しつつ,提言内容を踏まえ,日・ブラジル関係の一層の強化に向けて,引き続き官民一体となって取り組みたい旨述べました。