パナマ共和国
安倍総理大臣とコルティソ・パナマ大統領との会談

(写真提供:内閣広報室)

(写真提供:内閣広報室)
本24日,午後6時35分から約20分間,安倍晋三内閣総理大臣は,訪日中のラウレンティーノ・コルティソ・コーエン・パナマ共和国大統領(H.E. Mr. Laurentino CORTIZO COHEN, President of the Republic of Panama)と首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。なお,会談には,日本側から西村明宏内閣官房副長官,長谷川榮一内閣総理大臣補佐官,林肇内閣官房副長官補ほかが,パナマ側から,カルロス・ペレ次期駐日パナマ大使,ホセ・ロハス大統領府投資促進担当大臣ほかが同席しました。
1 冒頭
安倍総理大臣から,コルティソ大統領の大統領として初めての訪日を歓迎し,「この機会に7月の貴大統領の御就任を,改めてお祝い申し上げる」旨述べました。
コルティソ大統領から,台風19号の被害へのお見舞いが述べられました。
2 二国間関係
安倍総理大臣から,「日本とパナマは民主主義,人権,法の支配といった普遍的価値を共有し,115年にも及ぶ長い友好関係を有する」旨述べました。
その上で,安倍総理大臣から,「日本はパナマ運河の主要利用国であり,2016年の拡張パナマ運河の運用開始により,エネルギー安全保障の観点から,日本にとってパナマは一層重要となっている」,「パナマ運河の利用環境確保の観点から,今後も緊密な協議を期待する」旨述べ,さらに,「メトロ3号線事業について,パナマ国民の期待に応えるべく,同事業の早期着工に向けた大統領の指導力に期待する」旨述べました。これに対し,コルティソ大統領から,日本から支援いただいているメトロ3号線事業は優先度が高いものである旨述べました。
また,安倍総理大臣から,「2020年の東京オリンピック・パラリンピックのパナマのホストタウンである愛媛県今治市との交流の活発化を期待する」旨述べました。
3 東アジア情勢
両首脳は東アジア情勢についても意見交換を行いました。