メキシコ合衆国
河野外務大臣によるロペス・オブラドール・メキシコ次期大統領表敬
平成30年8月17日
8月17日16時48分(現地時間)から約45分間,メキシコを訪問中の河野太郎外務大臣は,ロペス・オブラドール・メキシコ合衆国次期大統領(H.E.Mr. Andres Manuel LOPEZ OBRADOR, President-elect of the United Mexican States)を表敬したところ,概要は以下のとおりです。
1 河野大臣から,7月の選挙での勝利に祝意を表しつつ,400年以上の歴史をもち,本年外交関係樹立130周年を迎えたメキシコと日本の良好かつ緊密な二国関係をさらに発展させていきたい旨述べました。先方からも,日本との間で様々な面で関係を強化していきたい旨述べるところがありました。
2 また,河野大臣から,日墨経済関係がこれまでになく緊密な関係にあり,現在,中南米最多となる1,182社に上る日本の進出企業がメキシコに投資していることに触れつつ,NAFTA再交渉において,これら日本企業の利益に配慮願いたい旨要請しました。
これに対し,先方から,日本からの長年の投資は重要であり,NAFTA(PDF)再交渉について,進出企業の利益を守るよう努めていきたい旨述べるところがありました。
3 加えて,河野大臣は,TPP11協定の早期発効や拡大に向けた連携や太平洋同盟との対話等を通じて,両国の関係を一層深めたいと述べ,具体的にはエブラル次期外務大臣を通じて,今後緊密に協議していくことで一致しました。